ネットワーク上でループ接続をしてしまうと、パケットがぐるぐる回ってネットワークがダウンしてしまいます。
末端のスイッチで、自身のスイッチからスイッチへループ接続などしてしまうと、これはもう大変です。
全体へ波及するまで時間がかかりますが、徐々に全体へパケットが波及していって、、、つながらない!なんて声があがってきます。
Ciscoスイッチで、そんなブロードキャストストームを止めてネットワーク全体へ広がらないように、検知したらインターフェースをダウンさせる方法があります。
スイッチのポートで以下のコマンドを設定します。
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!
interface GigabitEthernet0/1
switchport access vlan 100
storm-control broadcast level 60.00
storm-control action shutdown
!
----------------------------------------------------
storm-control コマンドです。
broadcast level がポートの60%を超えて使用するときに、 action でポートを shutdown しています。
これがあると、ブロードキャストストームを検知したら自動でポートをダウンさせて、全体へ広がらないようにしてくれます。
自動でダウンした後、自動で復旧もできます。
それは、以下のコマンドです。
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errdisable recovery cause storm-control
errdisable recovery interval 180
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この設定では、 storm-control が原因でダウンさせたポートを自動復旧させます。
interval 180 とあるので、180秒後に復旧させます。
復旧後、ストームを検知したらまたダウンします。対処しないと、180秒おきにダウンしてアップしてを繰り返します。
わかりにくいので、おちたままでいいなんて言われたりもしますけど。
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