2013年1月4日金曜日

CiscoトンネルインターフェースへQosシェーピング

Ciscoルータ間でトンネルインターフェースを使用してLAN-to-LAN接続している環境へ、シェーピング設定をします。

ファイルサーバ間でのレプリケーションをしているのですが、ずーっとレプリケーションをしていて帯域負荷がかかっているので、4Mbpsまでしぼっています。

まず、class-map とアクセスリストでファイルサーバのIPアドレスを指定しています。

192.168.1.1 と 192.168.100.5 のサーバ間のレプリケーションをしぼっています。

!
class-map match-all FileSrv
 match access-group 110
!
!
access-list 110 permit ip host 192.168.1.1 host 192.168.100.5
!


その後、policy-map で帯域制限をしています。

!
policy-map FileRep
 class FileSrv
  police cir 4000000
!


トンネルインターフェースへその定義を適用しています。

!
interface Tunnel0
 ip address 172.16.10.2 255.255.255.252
 qos pre-classify
 tunnel source Dialer0
 tunnel mode ipsec ipv4
 tunnel destination xx.xx.xx.xx
 tunnel protection ipsec profile IPSECPROF
 service-policy output FileRep
!


レプリケーションは、192.168.1.1 ⇒ 192.168.100.5 へのコピーだけです。
サーバはデータセンターにあるのですが、ファイルサーバはレスポンスを重視して本社に設置しています。

リアルタイムである必要性はないのですが、リアルタイムでデータセンターにあるファイルサーバへレプリケーションをかけています。


★★★ Ciscoルータ サンプルコンフィグ ★★★

!
class-map match-all FileSrv
 match access-group 110
!
!
policy-map FileRep
 class FileSrv
  police cir 4000000
!


!
interface Tunnel0
 ip address 172.16.10.2 255.255.255.252
 qos pre-classify
 tunnel source Dialer0
 tunnel mode ipsec ipv4
 tunnel destination xx.xx.xx.xx
 tunnel protection ipsec profile IPSECPROF
 service-policy output FileRep
!
access-list 110 permit ip host 192.168.1.1 host 192.168.100.5
!









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