2013年2月7日木曜日

スイッチでブロードキャストストームを止める!

ネットワーク上でループ接続をしてしまうと、パケットがぐるぐる回ってネットワークがダウンしてしまいます。

末端のスイッチで、自身のスイッチからスイッチへループ接続などしてしまうと、これはもう大変です。

全体へ波及するまで時間がかかりますが、徐々に全体へパケットが波及していって、、、つながらない!なんて声があがってきます。

Ciscoスイッチで、そんなブロードキャストストームを止めてネットワーク全体へ広がらないように、検知したらインターフェースをダウンさせる方法があります。

スイッチのポートで以下のコマンドを設定します。

----------------------------------------------------

!
interface GigabitEthernet0/1
 switchport access vlan 100
 storm-control broadcast level 60.00
 storm-control action shutdown
!

----------------------------------------------------

storm-control コマンドです。

broadcast level がポートの60%を超えて使用するときに、 action でポートを shutdown しています。

これがあると、ブロードキャストストームを検知したら自動でポートをダウンさせて、全体へ広がらないようにしてくれます。

自動でダウンした後、自動で復旧もできます。

それは、以下のコマンドです。


----------------------------------------------------

errdisable recovery cause storm-control
errdisable recovery interval 180

----------------------------------------------------

この設定では、 storm-control が原因でダウンさせたポートを自動復旧させます。

interval 180 とあるので、180秒後に復旧させます。

復旧後、ストームを検知したらまたダウンします。対処しないと、180秒おきにダウンしてアップしてを繰り返します。

わかりにくいので、おちたままでいいなんて言われたりもしますけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿