2013年1月31日木曜日

VMWare EVCモードについて



VMWare EVC について

EVCとは、Enhanced VMotion Compatibility のことです。

異なるハードウェア間をVMotionで移動しても、移動先のCPUタイプによる影響を受けずにスムーズに移動ができるようになっています。

仮想マシンがパワーオンの状態であれば、クラスタ内で定義されているEVCの状態がそのままで移行することができます。

基本的に、旧EVC ⇒ 新EVC への移行はサポートされています。

例) core i7 から core i7 32nm へなど。

移行した先のクラスタで、一度パワーオフして、オンします。

すると、当然ながら仮想マシンは、移行先のEVCモードで新しく起動することになります。

クラスタから出て行った状態で電源OFFした場合など、EVCモードがサポートされていない状態で起動した場合は、

クラスタへ移動しようとしてもEVCがサポートされずに移動できません! 「SSE4.1とSSE4.2 の不一致」とエラーが表示されます。

ここの219ページにそのあたりの記載があります。

EVCモードが下のレベルから上のレベルへは、パワーオフしないでそのまま移行可能なようです。









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